3歳のダン君と、空っぽにならないお弁当箱

そして帰宅後。

お弁当箱を開けてみると――

                      ↑当時撮った写真です

……。

「3」、いる。

朝とほぼ変わらぬ姿で、にんじんの「3」が残っていました😂

しかも、今あらためて当時のお弁当の写真を見てみると、ハンバーグにも、きんぴらにも……

にんじんらしきものが見える。


なるほど。


もしかするとダン君にとっては、

「安心して食べられるはずの茶色いものに、何かいる」

状態だったのかもしれません😅

食べてほしくて工夫していたつもりでしたが、ダン君にとっては逆効果だったのかもしれません。

そんな頃、療育先の先生からこんなアドバイスをもらいました。

「苦手な食べ物は、お弁当に入れなくていいですよ。量も、食べきれるくらいで大丈夫です。全部食べてお弁当箱が空っぽになって、褒めてもらえる経験をたくさんするほうがいいですよ☺️」

私は少し意外でした。

苦手なものは、少しずつでも食べさせたほうがいい。

食べられるものを増やしていかなきゃ。

そんなふうに思っていたからです。

でも、先生に言われた通りにしてみることにしました。

ダン君が食べられるものを、食べきれる量だけ入れる。

そして、

全部食べられた。

お弁当箱が空っぽになった。

先生に褒めてもらえた。

そんな経験を何度も繰り返しました。

すると、そのうち――

ダン君は、

「お弁当箱を空っぽにすること」そのものに、こだわるようになりました😂

でも、こうなるとこちらのものです笑

少しずつ、苦手なものをほんのちょっと入れてみても……


食べる。

また少し入れてみても……

食べる。

いつの間にか、苦手なものが入っていても、お弁当を残して帰ってくることがほとんどなくなりました。

食べられるものを増やすことより、まず「食べられた」という経験を増やす。

あのとき先生にもらったアドバイスは、今でもよく覚えています。

そして――

3歳のお誕生日を祝うために作った、にんじんの「3」。

あれは完全に母の自己満足でした🤣