ピヨ子がジャングル移住を計画していた話
今日もピヨ子、小2の秋の話です。
この頃のピヨ子は宿題に大苦戦していました。
自主学習は好きなのに、宿題は大嫌い。なかなか始めることができません。
なぜなら
宿題やりたくない
↓
ゴロゴロする
↓
何かひらめく
↓
即実践する
↓
夢中になる
↓
宿題の存在を忘れる
という流れが完成していたからです。
ある日、「そろそろ宿題を始めたかな?」と思い、私はピヨ子の部屋へ向かいました。
ドアを開けると、そこには予想外の格好をしたピヨ子が立っていました。
背中にはパンパンのリュック。頭には帽子。腰には方位磁石。首からは双眼鏡。左腕には時計。どう見ても冒険家です。
私 「もしかして、その格好で今から公園に行くのかな?」
ピヨ子 「ちがうよ。」
私 「じゃあ、何してるの?」
ピヨ子 「いつかジャングルでサバイバルしたいなと思って。何を持って行くか考えてた。」
なるほど。
宿題から現実逃避していたわけではなく、ジャングル移住計画を立てていたらしい。
私 「じゃあ、あと何が必要かな?」
ピヨ子 「水。」
私 「うん。」
ピヨ子 「10本あれば大丈夫らしいよ。」
水10本。
それは私が想像していたサバイバルではありませんでした。
生きるためには「知恵」も必要。そう思った私は、「知恵をたくさん付けてから行こう。そのためにまずは宿題をやってみようか」と提案してみました。
しかし、そんな簡単にはいきません。
しばらく真剣に悩んだあと、ピヨ子はようやくリュックを降ろし、ランドセルから宿題を取り出し、机へ向かったのでした。


